宿坊として守り続ける歴史と想い

主屋である茅葺屋根の建物、薬医門、庭園は
「重要伝統的建造物群保存地区」の
特定物件として保護されております。
仏教時代の名残が多く残る主屋は、
江戸中期の一七四五年に建立された貴重な建物です。
かつて戸隠の山岳信仰が盛んだった時代より、
参詣者の宿泊場所「宿坊」として永く歴史を
歩んでまいりました。
私たちは先代が守り抜いてきた歴史と建物を
次世代へ繋げたい。
その想いから、リゾートや大きなホテルのような
近代的な施設はございませんが、
戸隠という神域の中で現代も変わらず
神社参拝に訪れる人に
\”寛ぎの空間と安らぎの時間\” を提供いたします。
皆様の宿泊費の一部を、建造物の維持管理費として
使わせていただいております。

寛ぎ。

1日2組限定の宿。
1階「暁」、2階「東雲」の2部屋をご用意しております。
お部屋は足を伸ばせる和室と快適にお休みいただける
ツインベッドの寝室の他、静かな時間を楽しめるソファーのお部屋がございます。
庭園を見ながらゆっくりと戸隠の時間をお楽しみください。
お風呂は滞在中いつでも貸切でご利用いただけます。

食。

信州の食材の良さを最大限活かせるようシンプルな味付けの創作料理。大切なお食事の時間を愉しんでいただけるように食器や空間はもちろん、旬の食材を使った手料理をお出ししております。お食事は築280年余りの主屋で召し上がっていただけます。季節毎に表情を変える庭園を眺めながらのひと時をお愉しみ下さい。

歴史。

多くの人々を迎え入れてきた茅葺き屋根の主屋は二八〇年余りの歴史があります。
古くは宿坊として使われていた歴史ある建物で仏教時代の名残として梁の卍の彫り、
神道になってからの神殿など建物の永い時間を感じることができる特別な空間です。
現在は朝食夕食の場として皆様にご利用いただいております。

庭園。

薬医門は安政五年の建造物で明治以前は女人禁制の門であり、当時は女性が正門から入ることありませんでした。
現在は多くのお客様をお迎えする歓迎の門として役目を果たしております。
戸隠でも稀な広い庭園は樹齢250年のしだれ桜や多種類の紅葉、四季折々の花が咲く山野草など四季折々の風景を感じていただけます。
夜間はライトアップされ昼夜変わる草木の表情、時間の移ろいを感じていただけます。

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