宿坊として守り続ける
歴史と思い。

戸隠山の峻厳で神秘的な山容から伝説が生まれ、
神の宿る場所として古来より信仰がありました。
平安時代には山岳信仰として知られる霊場となり
戸隠山顕光寺は江戸時代に徳川家の庇護を受け
多くの参詣者で賑わうようになりました。
その山詣者の宿泊場所として宿坊が生まれます。
当館もその中の一坊で覚住坊のちに福寿院として
江戸時代まで永く歴史を紡いでまいりました。

古きを継承し
次世代に紡ぐ。

主屋の茅葺屋根の建物と薬医門、庭園は
「重要伝統的建造物群保存地区」の
特定物件として保護されております。
主屋は一七四五年に建立された江戸中期の建物で
当時の仏教時代の名残を多く残し
創建当時から変わらず戸隠神社参拝の皆様の
安らぎの場所として
お客さまをお迎えしております。
私たちは古きを継承し先代が守り抜いてきた
歴史と建物を次世代に紡ぎます。

安らぎの空間。

宿坊(旧福寿院) として
数々の歴史を刻んできた主屋と
季節の移ろいを感じる庭園は
安らぎの空間として今も変わらず
現代へと受け継いでおります。
大きなホテルやリゾート施設のような
広さも近代的な施設もございませんが
戸隠という神域の中で現代も変わらず
神社参拝に訪れる人に寛ぎの空間と
安らぎの時間を提供いたします。

歴史。

多くの人々を迎え入れてきた茅葺き屋根の主屋は二八〇年余りの歴史があります。
古くは宿坊として使われていた歴史ある建物で仏教時代の名残として梁の卍の彫り、
神道になってからの神殿など建物の永い時間を感じることができる特別な空間です。
現在は朝食夕食の場として皆様にご利用いただいております。

四季を感じる庭園

薬医門は安政五年の建造物で明治以前は女人禁制の門であり、当時は女性が正門から入ることありませんでした。
現在は多くのお客様をお迎えする歓迎の門として役目を果たしております。
戸隠でも稀な広い庭園は樹齢250年のしだれ桜や多種類の紅葉、四季折々の花が咲く山野草など四季折々の風景を感じていただけます。
夜間はライトアップされ昼夜変わる草木の表情、時間の移ろいを感じていただけます。

寛ぎ。

2023年春客室をリニューアル。
1階「暁」、2階「東雲」の2部屋をご用意しております。
お部屋は足を伸ばせる和室と快適にお休みいただける
ツインベッドの寝室の他、静かな時間を楽しめるソファーのお部屋がございます。
庭園を見ながらゆっくりと戸隠の時間をお楽しみください。
お風呂は滞在中いつでも貸切でご利用いただけます。

食。

信州の食材の良さを最大限活かせるようシンプルな味付けの創作料理。大切なお食事の時間を愉しんでいただけるように食器や空間はもちろん、旬の食材を使った手料理をお出ししております。お食事は築280年余りの主屋で召し上がっていただけます。季節毎に表情を変える庭園を眺めながらのひと時をお愉しみ下さい。

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